後藤カルジェロビッチ 瑛里
アメットイングリッシュスクールメイン講師 チャイルドコーチングアドバイザー
関西外国語大学卒業。大学在学中にアメリカ・アイオワ州に留学。
英会話教室にて子ども向け講師と大人向け講師を経験。
世界最大級の客船「プリンセス・クルーズ」にて世界各国の同僚と働いた経験より、世界に出ていく際には高い英語力に加え、
「自分のことを自分で守る力」
「問題に気づき自ら解決する力」
「いざという時にがんばる力」
そして
「自己を肯定する力」
が必要だと実感。
それらを子どもたちに育むものとして「BBカード」以上に適した教材はないと確信し、これを用いた子ども向け英語学習の場として2020年3月、大阪市平野区にアメットを開校。
「最初に出会う英語の先生」を私にしてください
私はこれまで子どもだけでなく、「英語を学び直したい」という大人向けの英会話講師も務めてきました。
英語への苦手意識を持ったまま大人になった人たちを沢山見てきて痛感するのは、
一度英語に対する苦手意識を持つとそれをなくすのは容易ではないという事実です。
英語への苦手意識が生まれてしまうタイミングはいつだと思いますか?
なんとその大半は中学1年生の1学期。
そう、実はもっとも英語を嫌いになりやすいのは、英語学習が始まった瞬間なのです。
そして多くの場合、一度生まれた苦手意識は一生続いてしまいます。
今までは、それでも問題はなかったでしょう。
ですが今後ますます世界は英語は話せて当たり前になっていきます。
これからそんな時代を生きる子どもが英語への苦手意識を引きずったまま大人になれば、いかにその子の可能性は狭まるでしょうか。
人生で最初に出会う英語の先生は、その子の一生を左右する可能性があると私は考えています。
私自身、英語を一生懸命勉強したのは中学1年生の時に出会った先生に憧れたことがきっかけです。
もし最初に出会ったのが別の先生だったら、英語を避けつづける人生を歩んでいたかもしれません。
日本で英語を嫌いにならないことの難しさ
小学校で英語が必修科目になりました。
ところが教員試験に英語はありません。
小学校の先生には、いまだ英語に苦手意識を持った人が多いという現実。
人生で最初に出会う英語の先生は一生を左右しうるのに、その先生自身が英語嫌いであれば、教わる側も英語を好きになることはないでしょう。
私がもともと英語が得意だったかというと、全くそうではありません。
ですがいまでは毎日外国人の夫や同僚と普通に会話をし、生活しています。
ここまで来ることができたのは、第一に英語が好きだったからです。
好きだから自然と勉強し、元の能力に関係なく自在に英語を操れるようになりました。
まさに好きこそものの上手なれです。
お子さんに英語への苦手意識を持ってほしくない、英語と仲良くなってほしいと望むなら、最初に出会う英語の先生をぜひ私にしてください。
「日本人は英語を話せない」を覆すBBカードとの出会い
私は決して、初めから努力なしに英語を話せるようになったわけではありません。
大学時代アメリカに留学した際は、散々勉強してきたはずの英語を話すことができず友だちを作るのにも苦労しました。
文法を詰め込む日本の英語教育の限界を身を以て感じたのはその時です。
そこからネイティブと同じレベルで会話できるようになるまで、ありとあらゆる英語の学習法を試し、数多の教材を見てきました。
そんな私ですが、ある時BBカードという教材に出会い
「これなら誰でも英語を話せるようになる!」
とひと目で確信しました。
まだまだ無名なBBカードは大手の教室でも扱われていない教材。
ですがどうしてもこれを使って子どもたちに英語を教えたかったため、自分で教室を開くことにしたのです。
「BBカード」とは?
BBカードをご存知ない方がほとんどだと思いますので、ここで少し説明させてください。
BBカードとは、一見トランプにも似た英語学習用のカードです。
128枚からなり、ゲーム感覚で遊んでいるうちに英語の基本センテンス64個と中学3年生までの英語文法が身につく仕掛けになっています。
遊びながら英語を好きになり、しっかり身につくという点でBBカードの右に出る教材はありません。
英語は単純な構造なので、単語をパズルのように入れ替えれば、覚えた基本センテンスを発展させ、いくらでも文章を作って話せるようになります。
実際BBカードで遊ぶうちに「本当に小学生が考えたの?」とこちらが驚いてしまうような英文を口にする子もいます。
理屈を頭で理解するよりも先に、まず英語の骨組みを体に染み込ませる。
そうすると、あとで文法を教わった時にもそれがすんなり腑に落ちるので、後の学習も容易になります。
だから英語への苦手意識を持たずにいられます。
レッスンでのBBカードの様子↓
https://www.instagram.com/p/CDphqbMpzbL/?utm_source=ig_web_copy_link
本当の学びは「教える」よりも「待つ」ことから
私がBBカードに惚れ込んだ理由はこれだけではありません。
生きる上で支えとなる「自分で気づき、解決する力」や「自己肯定力」を育てる点こそ、BBカードの素晴らしいところと考えています。
一般的な学習は、教師が子どもに一方的に教える形で進められます。
ですがBBカードは、子どもが自分で気づくのを待つ教材です。
子どもが気づく前に正解を提示してしまうような教科書と異なり、子どもが自ら疑問を持ち、考え、気づいて解決することを促す教材といえます。
一方的に教わったことは身になりません。
ですが自分で気づいたことは一生忘れないもの。
さらに、自分で疑問を持ち、それについて考え、解決したというプロセス自体が成功体験として子どもに刻み込まれ、自己肯定力が高まっていきます。
正直なところ、先生側としては待つよりも教えてしまうほうがずっと楽です。
その点BBカードは扱う先生側に技量が求められます。
ですがその分、一方的に教える教材よりもはるかに子どもの可能性を広げることができるのです。
これが、私が自ら教室を開いてでもBBカードを使いたいと考える理由です。
英語以上に、世界に出て行く時に大切なもの
「世界に出て行く時、どういう人になっていなければならないか」
世界最大級のクルーズ船で1年勤務した経験は、これについて深く考える機会となりました。
大人になった時、英語が使えることは前提として、人として身につけておくべきものがあります。
それは「自分を自分で守る力」「問題に気づき自ら解決する力」「しんどい時に頑張る力」そして「自分のことを肯定する力」です。
世界20カ国からスタッフが集まったクルーズ船上で、3500人中、日本人は私だけでした。
日本のように言わなくても察してもらえる文化ではありません。
困ったら「助けてほしい」と声を上げなければならないし、無理な頼みはきちんと断らないと自分を守れない場面もありました。
これは船の上だけでなく、日常生活でも起こりうることです。
自分を守るためには時に、おそれず自分の意見を言う必要があります。
ですが日本の教育は減点方式。
間違えるくらいなら発言しないほうがよいと口をつぐむ子どもたちが育ちます。
私のスクールでは、子どもがどんな発言をしても否定することはありません。「決して否定されない」と安心できる環境のなかで、子どもたちは萎縮せずに育っていきます。
もし間違えたとしても、自らそれに気づくことができれば、それはその子にとってかけがえのない学びとなります。
自分で気づいた時が「学び時」。
教師の都合で学びを押し付けるのでなく、その子にとってベストなタイミングで必要なことを学べるような環境作りをしています。
英語を超えた大きなところで子どもたちの将来を支えたい
親の言うままに英語スクールに通ったけれど、結局何も身につかなかった…そんな経験をした方もいるかもしれませんね。
じつは私もその一人です。
だからアメットを「自分が子どもの時にあったら通いたかった!」と思えるスクールにしました。
このスクールでは主役は子どもであり、先生は彼らのアシスタント。
先回りして教えることはせず、子どもが自ら気づけるように声かけをします。
だから将来社会に出た時に必要な、課題に出会ったら自分で考えて解決しようとする姿勢、またそのように踏ん張る力が身につきます。
子どもが遊びながら多くの成功体験を積めるようになっているのも、このスクールの特色です。
自分で英語の法則に気づけた。
単語を入れ替えて自分の文章を作ることができた。
そのような成功体験がひいては自分を肯定する力となり、自分を大切にすることへとつながっていきます。
自分を愛して大切にする土台となるのは、子ども時代の成功体験ではないでしょうか。
日本ではあまり「自分を大事にしなさい」という教育はなされませんが、ちゃんと自分自身を愛し、自分の意見を持って生きていかなければならないと私は考えます。
このスクールでの体験を通じ、英語を超えたもっと大きなところで子どもたちの将来を支えたいと考えています。
親以上に子どもを信じるサポーターです
英会話講師を始めたばかりのころ、「子どもというのはたった1年でこれほど成長するのか」と感動したことを覚えています。
同時に「もし間違ったことを教えたら素直にそのまま覚えてしまう」と責任の重さも感じました。
子どもの可能性は無限大です。
だからこそ、この子たちが将来英語をツールとして使えるようにサポートしたい。
そう心に決めてスクールを開きました。
普通の先生を想像すると、私は少しイメージと違うかもしれません。
多くの先生のように「難しい話は子どもには分からない」とレベルを下げて子どもに接することを、私はしません。
どんな時もあくまで対等に向き合います。
なぜなら彼らは大人が思っているよりもずっと賢いからです。
「子どもだから分からないだろう」ではなく、説明したらちゃんと分かってくれると信じる姿勢が、子どもたちを成長させると考えています。
お母さんやお父さんよりもその子の可能性を信じるサポーターとして、アメットにてお待ちしています。
ドゥシャン・カルジェロビッチ
こんにちは!
ドゥシャン・カルジェロビッチです。
経歴
外資系企業のプロジェクトマネージャーなどを経て、
アメリカの客船「プリンセス・クルーズ」号にて3年間勤務。
4年前に来日、以来日本人向けに英会話講師を務める。
愛読書は三島由紀夫。
セルビア共和国出身
ケンブリッジ英検 上級プラス(CPE)取得。
※ケンブリッジ英検 上級プラス(CPE):
ケンブリッジ英検の最高レベルのテスト。これを取得することは、ネイティブレベルに近い英語能力を習得しており、あらゆる英語圏において教育を受けられる・就労できることの証明とされている。単純比較はできないが、英検1級やTOEIC満点を取るより難易度は高い。)
「英語はネイティブから習うべき」と思い込んでいませんか?
ネイティブではない人たちがやっている英語スクールって、どうなんだろう…?
今これを読んでくれている方の中には、そんな疑問があるかもしれません。Amet English School は、
日本人講師とセルビア人の私からなる英会話スクールです。
日本ではまだまだ「英語はネイティブから教わった方がいい」という考えが根強いと思います。
ですが
英会話教師として多くの日本人の生徒さんに接してきた経験を通じて、
私は「ネイティブではないことは英語を教える上でむしろ強みである」と確信しています。
なぜなら、ネイティブではないからこそ
英語学習はどこでつまずきやすいか
どこに疑問を抱きやすいか
がわかるからです。
これは私自身が母語ではなく外国語として英語を学び、習得した経験を持つからこそです。
皆さんは、外国人に日本語を上手に教えられますか?
たとえば日本語を勉強している外国人から
なんて聞かれたとしますね。
この質問に対して、皆さんはうまく答えられますか?
おそらく難しいのではないでしょうか。
「これはこういうもんなんだよ」と言うしかないと思います。
そう、
自分が勉強せずに自然に身につけてきた言語を
人にあらためて説明するのは、とても難しいことなのです。
だから
ネイティブの先生は、
英語に関する素朴な疑問をぶつけられてもうまく答えられないことが多いです。
これは私が働いてきた英会話スクールでもしばしば目撃してきた光景。
ですが、
無理もありません。
自分が普段当たり前に使っている言葉について、
1から説明することは誰にとっても難しいことだからです。
ネイティブであることと英語を教える力があることはイコールではありません。
とにかくネイティブから教わることと、
日本人に英語を教える力がある先生から教わること。
どちらが自分にとって大切なのかを見極めて、英会話スクールを選んでほしいと思います。
英語を「得体の知れないもの」にしないために
私は小学生の頃から「外国語」として英語を学んできました。
今でこそほぼネイティブレベルで英語を操ることができますが、
私も元々は、今これを読んでくれている皆さんと同じ地点からのスタートでした。
だからこそ、
皆さんが英語を学ぶ時につまずきやすいところや疑問を抱くところもよくわかるのです。
英語は「得体の知れないもの」ではありません。
- なぜ英語ではこのような言い方をするのか
- この言い方の背景には、どんな英語圏特有の考え方があるのか
といったことも一緒に学ぶことで、どんどん英語への理解は深まり、
無理なく身につけることができます。
私自身、英語を習得する際にそういったことも同時に学んできました。
英語を勉強しながら、
その言葉や言い回しの背景にあるもの、
その表現が生まれた理由など、気になったことを一つ一つ調べて身につけてきたのです。
それこそ「なぜリンゴはappleというのか」といった風に、
細かい疑問も無視せず納得しながら進んでいくスタイルをとってきたんですね。
ですから私のレッスンでは、
ただ暗記させたり「これはこういうもんだから、つべこべ言わずに覚えてくれ」
といった教え方はしません。
未知なる英語と皆さんが仲良くなれるように、
素朴な疑問にも丁寧に答えながらレッスンを進めていきます。
英語は生きもの。「死んだ英語」は教えません
言語は生き物です。毎日変化しています。
知っていますか?
Wikipediaには毎月200~300の言葉が、
オックスフォード辞典には3ヶ月でなんと1200もの新しい英単語が追加されます。
そう、今この瞬間にも英語は刻々と変化し続けているのです。
なのに古い教科書だけを使って勉強していたら、
結局使えない英語を一生懸命覚えることになってしまいます。
皆さんが身につけたいのは、「20年前の英語」でしょうか?
違いますよね。
「今の世代がリアルタイムで使っている英語」を身につけたいと思っているはずです。
ですから
私も毎日英語をアップデートしています。
新聞記事に出てきた言葉から、
今の若者が使う俗語(スラング)やラップの歌詞まで…
正しい英文法を教えることはもちろんのこと、
常に「今の生きた英語」を伝えることも英語教師の役目だと考えています。
英語を学ぶとは、英語圏の考え方を知ること
皆さんの中には「英語=イギリス発祥の言語」
というイメージがあるかもしれませんが、
英語はイギリス1カ国だけで生まれたものではありません。
フランスやドイツなど、周辺ヨーロッパ諸国の言葉と交わり、
互いに影響しながら構成されてできた言葉。
それが英語です。
ですから
私は英語について、単なるイギリスの言語ではなく「ヨーロッパの言語」
という大きなイメージを持ってほしいと思います。
イギリスだけでなく、
広くヨーロッパ的な価値観や文化、
バックグラウンドといったものが英語には織り込まれているのです。
つまり英語を学ぶということは、
英語を成り立たせているヨーロッパ的な考え方や価値観を知るということでもあります。
私は英語を学ぶ中で皆さんに、
この言語の背後にある価値観や文化も学びとってほしいと考えています。
単に「外国語を身につける、上手になる」というだけでなく、広く英語圏の考え方というものも伝えたいのです。
そこまで知って初めて「英語を使える」と言えるのではないかと思うからです。
なぜセルビア人が日本で英語講師を?
さて話は少し変わりますが、私の出身地はセルビアという国です。
ほとんどの人には馴染みのない、どこにあるかもわからない国でしょう。
テニス選手のジョコビッチの国、といったら少しイメージが湧くでしょうか。
セルビアは場所でいうとギリシャの上、イタリアの右あたり。ヨーロッパ南東部に位置しています。
私は英語のネイティブではありませんが、
一方では、英語を育んだヨーロッパ圏の出身です。
ネイティブではないからこそ、英語のつまずきやすい点がよくわかる。
それと同時に
ヨーロッパ出身だからこそ、英語のバックグラウンドにある英語圏特有の価値観や考え方もよくわかる。
私は自分の生い立ちを、そんなふうに捉えています。
そして
この絶妙な生い立ちが、日本で英語を教えるのに役立っていると感じます。
セルビア出身の私が、祖国と遠く離れた地・日本で、母語ではない英語を教える…
将来自分がこのような人生を歩むとは、幼い頃には想像もつきませんでした。
実は誰にでもこんな風に、今の自分には思いつかないような選択肢が広く開かれています。
私を通して皆さんが、英語を学ぶだけでなく自分の大きな可能性に気づき、道を切り拓いていってくれたら。
そんな気持ちでこれからもレッスンをしていきたいと思います。
Ametは未来ある皆さんが、単に英語を学ぶ以上の経験ができる場所です。
Ametのメイン講師・ドゥシャンの妻、ERIより
たくさんの英語講師を見てきましたが、
彼ほど熱意のある先生は見たことがありません。
以前私が在籍していた英会話スクールでも、
唯一ネイティブでなかったにもかかわらず「彼のレッスンの方が数倍よい」という生徒さんがいたのも頷けます。
毎レッスン教科書を読んで準備し、教えたいことをメモし、
教科書の中で分からないことがあれば少しでもあればとことん調べる…
そのせいで彼は、1時間の休憩中、いつも食事をとるヒマがなかったくらいです。(笑)
その英語に対する熱心さは家でも変わりません。
たとえば映画を二人で観る時も、必ず英語字幕オン、片手にはスマホ。
知らない単語があるとすかさずメモし、
メモできなかった時はその都度映画を止められてしまいます。(笑)
学ぶこと自体が心から好きなのだと、隣で見ていて思います。
また、彼は社交的で大の子ども好き。
生徒さんが一番楽しく英語に触れられるレッスンをするのも得意です!
みなさんとお会いできる日が早く来る事を願っています✨